「もう学校に行きたくない」「辞めたい」と思いながらも、
実際の自分の人生のためにはどうしたらいいのかわからなくて
ズルズル引き伸ばしていた高校中退。
親や先生からは、今後どうやって生活するつもりか、
せっかく入学した高校を卒業まで頑張れないか、
中退なんかじゃ生きていけないとも言われました。
でも、不登校の間はずっと罪悪感があったのですっきりしたし、
「やっと学校から解放された」という感じ。
特に親は失望していたので悪いと思ったけど、
俺の人生は俺のものだし、誰も責任を取ってくれないのは分かってます。
ずっと家にいるわけにはいかないし、とりあえずバイトを探してお金を貯めて、
いずれ自立していこうと考えました。
バイトでいろいろ経験を積んでから、
やりがいのある正社員の仕事をゆっくり探そうと思ったんです。
しかし、現実は甘くなかった。
俺はこの時点から「学歴社会」という現実を知ることになります。
高校中退した俺の学歴は中卒だけど、今どき中卒で雇ってくれる仕事は、
バイトさえもほぼ見つからない。
大卒、大学院卒でも職が無いと言われているぐらいなのに、
「早く働き始めて実績を作れば正社員になれるだろう」と思っていたのは
やっぱり甘かったわけです。
中退するとき、親や先生から言われた「この時代、高校中退者に就職先はない」などの忠告や
さまざまな提案がやっと身にしみてきました。
不登校で罪悪感を感じることがいやだったし、
学校から逃げたいという気持ちから高校中退を早まってしまったんじゃないか、
バカな選択だったんじゃないかという新たな悩みが出てきて苦しかったです。
高校を辞めてすっきりしたはずなのに、実際はその逆。
中退後の3ヶ月間ぐらいは将来が見えなくて、とにかく精神的に荒れてました。
就職のためにどうするか、資格試験を受けるか、
それとも定時制に入学し直すか・・・。
親も巻き込んで、いろいろな情報を集めた記録です。